地下鉄でミス続発、大阪市交通局が公表基準(読売新聞)

 大阪市営地下鉄で人為ミスが続発しながら、「明確な基準がない」として大半を公表していなかった問題で、市交通局は初めて公表基準を作り、23日から運用を始めた。

 基準は、死傷事故や信号無視などを即時公表、オーバーランなどは1か月ごとにホームページで知らせる「2段構え」となる。

 2007年度からの3年間で42件の人為ミスが明らかになっていたが、基準の適用により32件増えた。同局は「広く情報公開することで、職員の安全意識を高めたい」としている。

 即時公表の基準は、従来も発表していた衝突、脱線、火災や20分以上の列車遅延などのほか、信号の無視や見落とし、降車側ホームと反対の扉を開ける誤操作などを対象に加えた。

 一方、20メートル以上のオーバーラン、軽傷の人身事故などは、市交通局のホームページで1か月ごとに発表する。

 基準に基づくと、07年度からの3年間で、各年度8〜14件の人為ミスが新たに公表対象となった。32件の内訳は扉の開閉ミス17件、オーバーラン7件など。駅ホームで運転士が扉を開閉しないまま列車が出発したケースや、運転士の信号無視などで検車場内のポイントを壊す事故もあった。

 一方、同局はこの日、3月に起きた長堀鶴見緑地線のポイント損傷事故の調査対策委員会を開催。自動列車制御装置(ATC)の解除訓練の回数を増やすほか、全線のポイント手前の線路部分に「ポイント」とペンキで記し、運転士の注意を喚起することなどの再発防止策を確認した。

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